
購入したい物件を見つけたらまず何をする?内見や提出書類購入時までの流れを解説

気になる物件を見つけたとき、「この後は何をすれば良いのだろう?」と戸惑う方も多いのではないでしょうか。不動産の購入には、内見や申込書の提出、審査や契約など、さまざまな手順が待っています。本記事では、物件を見つけてから購入に至るまでの流れを、分かりやすく順を追ってご説明します。不動産購入が初めての方でも、安心して進められるポイントを詳しく解説しますので、ぜひ最後までご一読ください。
物件を見つけたらまず内見の予約と訪問の流れ
気になる物件を発見されたら、まずは不動産会社へ内見の予約をしましょう。予約は「希望日の2~3日前まで」に連絡するのが確実です。当日に担当者が不在だったり、鍵の手配ができていなかったりすることを避けるためです。
(所要時間の目安:1件あたり30分~1時間、複数件をまとめて見学する場合は半日程度を予定すると安心です。)
当日の流れは、まず不動産会社の店舗に来店する方法と、現地・最寄り駅などで現地集合する方法とがあります。店舗集合なら、図面をもとに詳しい説明を受けてから内見へ向かえます。現地集合をご希望の場合は、予約時にその旨をお伝えください。
内見当日は、室内の間取り・日当たり・眺望・設備(水回り・収納スペースなど)の確認はもちろん、家具配置や生活動線をイメージしてみましょう。動画や写真を撮ったり、メジャーで寸法を測ったりするのも有効です。また、周辺環境(スーパー、病院、公園、騒音など)にも注目し、日常生活のイメージを膨らませてください。
下表に、内見の予約から確認ポイントまでを整理しています。
| ステップ | 内容 | 目安時間 |
|---|---|---|
| 予約 | 希望日の2~3日前に不動産会社へ連絡 | ― |
| 集合・移動 | 店舗集合または現地集合/担当者と移動しながら周辺確認 | ― |
| 内見・確認 | 間取り・設備・採寸・周辺環境などをチェック | 1件あたり30分~1時間 |
上記の流れに沿って進めることで、効率よく、かつ安心して物件の実態を見極められます。
購入申込書(買付証明書)の提出と事前審査の準備
気に入った物件が見つかりましたら、まず「購入申込書(買付証明書)」を提出しましょう。これは、購入意思を売り主に示す書面で、通常記入する内容は、お名前、希望の購入価格、希望する手付金の額などが含まれます。手付金は売買契約時に差し入れることが一般的であり、金額は物件価格の5%程度を目安にご案内することが多いです。
| 項目 | 内容 | 備考 |
|---|---|---|
| 購入価格 | 希望の購入額を記入 | 売り主との交渉の初期条件となります |
| 手付金 | 物件価格の約5%程度 | 契約成立後、売買金額の一部として充当 |
| その他希望条件 | 引渡し時期、設備の残置希望など | 調整の際の目安になります |
提出後、住宅ローンの「事前審査」の準備に移ります。こちらは金融機関が手続きをスムーズに進めるために行われる簡易的な審査で、本人確認書類(運転免許証・健康保険証など)や、収入証明書類(会社員の方は前年度の源泉徴収票、個人事業主の方は過去3年分の確定申告書など)が必要です。また、購入予定物件のパンフレットや間取り図など、物件情報がわかる資料も合わせて提出します。これらの書類により、金融機関は借り入れ可能額や返済の適正性を判断します 。
事前審査は、金融機関によっては即日~1週間程度で結果が出ることが一般的です 。申請の際には、必要書類の漏れや不備がないよう注意しましょう。公的書類には発行から一定期間内のものという条件がある場合もありますので(たとえば住民票や健康保険証など)事前に有効期限を確認のうえ、準備することをおすすめします 。
売買契約までの重要事項説明と契約締結の流れ
物件の購入を決意された場合、売買契約へ向けた重要なステップとして、「重要事項説明」と「契約締結」の手順があります。それぞれの流れと、当日に必要な書類の準備について、わかりやすく整理してお伝えします。
まず、不動産取引における「重要事項説明」は、宅地建物取引士が買主に対して物件の法令・権利・物件状況などを詳細に伝える役割を担います。重要事項説明書には、建物の床面積や用途制限、設備の状況、近隣環境、防火区域などが記載されます。買主が理解を深めたうえで安心して契約に進めるよう、宅地建物取引士による十分な説明と質問の時間が設けられています。
続いて契約締結の際には、売買契約書および設計図面、付帯設備表、地盤調査資料など、関連資料を確認しながら署名と押印を行います。この際、実印と収入印紙も必要です。収入印紙は契約金額に応じた税額が課され、契約書に貼付して消印します。「軽減税率」が適用される場合の金額もあり、不動産会社に確認しておくと安心です。
さらに、当日に忘れずに持参する書類として、以下のとおり整理しました。
| 書類 | 用途 | 備考 |
|---|---|---|
| 実印・印鑑証明書(発行から3か月以内) | 契約書への押印と真正性の証明 | 実印登録済みの印鑑と、最新の印鑑証明書 |
| 身分証明書(運転免許証・マイナンバーカードなど) | 本人確認のため | 顔写真付きの公的証明書 |
| 収入印紙 | 印紙税の納付 | 契約金額に応じた収入印紙を事前に準備しましょう。 |
| 設計図面・地盤調査資料など | 契約内容の確認用 | 物件の概要や建築状況を把握するために必要です。 |
これらの準備を整えることで、当日の流れがスムーズになり、安心して取引に進むことができます。不明な点や特別な事情がある場合は、遠慮なく不動産会社に相談しましょう。
契約後~引渡しまでの流れと必要手続き
売買契約を結んだ後、住宅取得に向けた手続きがスムーズに進むよう、以下のような流れが一般的です。
| 段階 | 主な内容 | 目安や注意点 |
|---|---|---|
| 住宅ローン本審査から契約 | 金融機関の本審査通過後、金銭消費貸借契約(ローン契約)と抵当権設定契約を締結します | 本審査通過まで2週間~1か月程度。前審査済でも本審査に落ちる可能性もあるため、ローン特約の確認が重要です。 |
| 融資実行と残代金支払い | 融資実行日に金融機関から売主へ代金を振り込み、買主が自己資金分を加えて支払います | 融資実行日は決済日と同日になるのが一般的。事前にスケジュール調整を忘れずに。 |
| 登記手続き(所有権移転・抵当権設定) | 司法書士が所有権移転登記および抵当権設定登記を法務局で行います | 決済と同時に実施することが多く、司法書士や関係者との事前調整が大切です。 |
これらの手続きがすべて整い、登記処理が完了した時点で鍵の引渡しが行われ、物件が正式に買主の所有となります。多くの場合、金融機関の窓口か事前に取り決めた場所で関係者が顔を合わせて進められます。
最後に、引越しは鍵の受渡し後に手配可能となり、住み替えのタイミングを合わせてスケジュール調整を行うことが望ましいです。
まとめ
物件を購入する際の流れは、まず内見の予約から始まります。実際に見学して納得できた場合は、購入申込書の提出や事前審査の準備を進めることが大切です。その後、重要事項の説明や売買契約を経て、住宅ローンの手続きや登記、鍵の引渡しへと進みます。それぞれの段階で必要になる書類や手続きは多いものの、順を追って進めていけば悩まずに取り組むことができます。流れを意識し、安心して一歩を踏み出しましょう。
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